そもそも犬ってどんな動物なの??
- Shine doggy
- 6月24日
- 読了時間: 2分
こんにちは!
Shine doggyドッグトレーナー清水です。
みなさんの隣にいる犬さん、これから迎えようとしている犬さん
当然ですが、我々人間とは全く別の生き物ですよね。
人間社会に当たり前に溶け込んでいる犬という動物って、どんな動物なんでしょう?
みなさんは、詳しく考えたことありますか?
今回は犬ってそもそもどんな動物なのか?
深堀りしていきます!
現在家庭犬として暮らしているイエイヌを生物学的に分類すると以下の通りです。

イヌ科には、オオカミ、キツネ、タヌキなどが分類されています。その中でもイヌは、あらゆる動物のなかで最も早い時期(最低でも1万数千年前)に家畜化されたと考えられています。
イヌ科の動物は、遠い昔に絶滅した「ミアキス」という肉食哺乳類がイヌ亜目とネコ亜目に分かれてイヌ科が誕生したとされています。簡単に言うと、ミアキスからイヌとネコに枝分かれして、オオカミやキツネ、ジャッカルなど現存種が誕生し始めたという流れになります。
なるほど、イヌ科の誕生の経緯はわかった。じゃあイヌはいつごろ登場するの?
イエイヌは約1万5000年前にオオカミから分かれました。現在の犬種が作られるようになるのはまだ先の話です。

家畜化された経緯としては、
① 残飯をあさりにヒトの集団に近づいてきたオオカミ集団が、ヒトの近隣で生活するようになった
② 野生の子オオカミを人間が育て、社会化させたことによって人に慣れたオオカミが誕生する
③ やがて家畜化されたイヌは猟犬や番犬としての役割を得て、ヒトと共同生活を営むようになる。
ここまでがイヌの祖先と家畜化の経緯の話になります。
オオカミがイヌの祖先、という考え方よりも、オオカミと共通の祖先をもつ、オオカミから枝分かれした動物という考え方の方がしっくりきますね。
今回はここまで!
次回は犬種の誕生と、犬種の役割についてお話します。
ではまた!
<参考文献>
ミクロシ・アダム(2019)イヌの博物図鑑, 東京都, 原書房
森裕司、武内ゆかり、南佳子(2016)動物行動学, 東京都, インターズー
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